Venus

光の波に乗って (乗って) 知らない街へ行くわ (行くわ) 宵待ち顔した表通り 黄昏またたいてた 重ねた指先 煙草のにおい 瞳が好きと言った (言った) 優しく髪を撫でた (撫でた) 気の利いた嘘を並べた街 雨が降り出していた 離れた心を気づかずにいた 不器用だったころの (ころの) 思い出だけを置いて (置いて) 光の波に乗って (乗って) 知らない街へ行くわ (行くわ)