君に皆歌う

お願いよ 行かないで 私の隣で居て あれは全部ウソだよって もう一度微笑んで？ ねえ. 夏の終わりの方 海辺にはまだそこそこの人だかりも有るのに いつの間にか足早に去った日の光の跡-秋風が漂う それが寂しいんじゃねえけど 胸が締め付けられ 張り裂けそうで 油断すりゃマジ ビリビリに張り裂け 千切れ チリになり吹っ飛ばされそうさ それでも堪えて納得行く答え探したが やっぱ無え 雲の上で口もきけねえ星になる位ぇなら 醜くても歌っててえ 時が流れりゃ別れが有んの解らん程バカじゃねえ だけどもう少しの間だけ共に居たくて 何処にも居なくて 痛くて堪らねえ お願いよ 行かないで 私の隣で居て あれは全部ウソだよって もう一度微笑んで？ ねえ. 浜辺に付いた足跡は波にさらわれて風の彼方 俺は出口の見えねえ闇での止まぬ雨の中さ 柔らけえ雲が引き裂かれちゃ 断末魔上げる様に稲妻が泣き叫ぶ 地面がヒビ割れ マグマが飛び出 嵐が暴れひたすら波が荒れる そんな悪夢から汗だくで目覚めてもまだ悪夢の中 寒空に浮かぶのは ブツけどころの無え怒りだけさ 俺はブッちゃけちゃさあ まだオメーの事許しちゃねえ 冗談キチーぜ？やめてくれ だけど神様どうかヤツを安らかに眠らせて 愛してあげてくれ。 お願いよ 行かないで 私の隣で居て あれは全部ウソだよって もう一度微笑んで？ ねえ.