Scarlet

やがて人は憎しみ合い人をまた傷つけて うつむく君は悲しみを笑顔で隠してた 何を信じて何を願い 誰の為に泣いているの？ 眠れない夜は儚い灯火を見つめてた 幼さの香り残るその手で 枯れ果てたその運命に 引き金を引いた 白銀の世界に広がる空 赤く染められてゆく 生きたいというその強さを 握りしめていた 愛のない言葉は知らずに誰かを傷つけて 手のひら返すように人を嘲笑う 終わりなき戦火に残された 枯れ果てた行き場のない その命は 幼い君はただ今を生きる ことしか出来なくて 罪を消せるその刃を 握りしめていた 白銀の世界に映る君は なぜか切なくて 地に眠る新たな息吹を 待ち焦がれていた 赤く染められた空 大地を焦がして いつか芽吹くその命を 抱きしめていたんだ その瞳は輝いてた