Upcoming Concerts for yanaginagi
Credits
PERFORMING ARTISTS
yanaginagi
Performer
COMPOSITION & LYRICS
Jun Maeda
Composer
Lyrics
あたしは家族を失った土地を捨て
ひとり海へ
一艘の舟を勝手に借りて漕ぎ出した
波が荒れ 死ぬかと思った
気が付けば海賊船の上で
義手をかざす海賊が
「あんな舟じゃ自殺行為だ 海も狂ってきてる
なんなら陸まで送ろう」
嫌だ!あんな忌まわしい場所など二度と帰るもんか
ここで働からせてくれませんでしょうか!
海賊船はどんな波にも負けない 揺るがない
その厨房で食事係を任された
何人居るんだ? どれだけ作れば連中はお腹が膨れるのか
義手を愛でる海賊は海賊団の頭でみんなに慕われていた
海賊なんて名乗って格好だけつけてる優しい人
あたしもよく可愛がられた
でも奴らは船を見つけると
容赦なく襲い始めたんだ
返り血浴びた奴らが食料抱え戻ってきた
仲間になれたと思ってたのに 泣きながら
操舵室に駆け込み舵取り船を走らせた 岩壁に向け
義手の冷たい手のひらがあたしの頬を叩いていた
「生きるための犠牲だ」
でもそれは不公平だ 弱い者いじめだと言うと
「じゃあこれでどうだ」と服を脱ぎ捨てた
その体の半分はぼろぼろの鉄で出来てた
「俺も弱い者だ
なあこれからはひとりでやってこうと思うんだが
この様だ... 連れが必要だ
ちょうどいい おまえがついてきてくれないか」
ふたりを乗せた小さめの船がゆっくり沖へと進んでく
朝の光へと
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