あいにいきましょう

会いに行きましょう きみのことを放さないつもりが きょうもひとりだ 会いに行きましょう 鍵を締める その音がきみの温もりを欲しがった 何度呼んだって ひとり部屋の中 落ちるため息 きみの輪郭はここにない 会いに行きましょう きのう聞いた コーヒーのうまい淹れ方 試そうと理由つけて もっとそばにいさせて いつもきみを確かめて ぶかっこうな言葉でも まっすぐな想いをもっと伝えたいんだ だからいつもぼくをみて 会いに行きましょう きみの声を電話越し聴いている きょうもひとりだ 夜はあきらかにふたりの距離示す たがいの胸を離すこの寂しさ 離れない 会いに行きましょう 足元をほんの少し照らすような あの歌を口ずさんで ずっとそばにいさせて いつもきみを見送らせて 五十年後 年老いても 未来の街でずっと手をつなげるように 愛にあふれた そんな日々を願うよ ありふれた願いでも かまわないさ ぼくらは信じ歩くんだ だからいつも手をつなごう だからいつも手をつなごう だからいつも手をつなごう ぼくと だからきょうも手をつなごう たしかに そうだ たしかに きみへの想い 言葉にして そうだ たしかに そうだ とどくように きょうもさ 声きいて