Lyrics
いつも彼はいた
冷めたその手で
軽い絶望とアクビを数えた
彼は呟いた
淡い日の午後
「僕の理屈では今日は雨だった」
生温い風には
今の季節と
遠い日の季節、少し重なった
「べつにかまわない」
それだけ言うと
少し不器用な笑みをこぼしてる
セピア色の映画の中では
2人の恋はダンスで
誰もがやがて夢は醒めきって
けれども暖かくて
もう聞いたっけ
それは誰のものか
彼の後悔を
知りはしないが
白いこの部屋は僕をごまかした
ゆっくりと空は色を失い
誰も知らない夜へと続いてく
偶然の日、1つの話が
イメージを超えて世界へ
それはまるで軽やかなメロディ
すべてがもう優しく
そう知ったんで
彼は消えていったんだ
セピア色の映画の中では
2人の恋はダンスで
誰もがやがて夢は醒めきって
けれども暖かい気持ち
「下らないかな」
彼は窓の外に
視線を少しずらした
偶然の日、秋の昼下がり
時計も暖かくて
そう知ったんで
彼は消えていった
Writer(s): ラピッドラビット
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